ブルゴーニュ(その3)

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シトー修道院のチーズ、シトー

ブルゴーニュの人々は神々に対して、ワインだけでなくチーズ(フロマージュ)を忘れるはずがなかった。ジェックスやブレスのブルー・チーズ、シトー、ブニョン、ビュトー、ジェルミニー、プニー、エポワス、サン・フロランタンそしてスーマントラン、パサン、モルヴァンの山羊のチーズもある。

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フレッシュ・タイプのサン・フロランタンの漫画。5日経つとウォッシュ・タイプのスーマントランになる。

さらにはワインやチーズだけではない恩恵にも授かる事ができた。川や池の淡水魚やザリガニ、ブレスやベレーの家禽、牧草地のシャロレー牛、林に自生するモリーユやセープの茸類、耕作に適した土地の野菜や果物、ラブレー(作家)が『バッカスの神の拍車』と呼んだ見事なシャルキュトリー、山岳部の様々な野鳥類、ソーヌ川とローヌ川をはさむドンプの沼地には食用蛙と食通を唸らすヤマシギがある。葡萄畑に話を戻せばエスカルゴ。

唯一トリュフだけは神の悪戯だったのかもしれぬ。ブリヤ=サヴァランも『固くて旨味がない』と辛辣である。

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パテやブータンなどが並ぶ、ブルゴーニュのシャルキュトリー店