Muraour, Paulin (Cuisinier)/仏
(ポーラン・ミュラウール/1847~1912)

 日本の西洋料理界の礎を築いたフランス料理人のひとり。横浜で活躍していた兄レオン・ミュラウールを頼り来日。グランド・ホテル・ヨコハマ料理長、兼経営者となるが、フランスに一時帰国し、香水で有名なグラスに「ホテル・ミュラウール・エ・デ・ラ・ポステ」を創業。後に「オリエンタル・パレス・ホテル・ヨコハマ」の共同経営者として再来日。日本を代表する数多くの料理人達を育てた。