赤味噌の法

四季献立 會席料理秘嚢抄 魚鳥漬物之法 并 精物漬やう製造 豆を赤くなるまでよく煮て ねさせ 麹にして 豆一斗に 塩四升 桶につき入 一年過て用ゆべし __________________________________...

鮎山吹焼

四季献立 會席料理秘嚢抄 包丁煮方秘伝 小あゆならば 其まま腸をぬき 又 さび鮎ならば 三枚におろし 骨をぬき 塩にしばらくつけさて焼て 鶏卵の黄身ばかりをよくとき遠火にて 両三度もつけて乾ば 真の山吹色となる也 ___...

合鰈(あわせかれい)

四季献立 會席料理秘嚢抄 包丁煮方秘伝 かれを五枚におろし 但し うら表とも背より左右におろす骨をさり 黒き皮の処へ 白き皮の肉をあはせ美濃紙にて 巻て蒸し よくさまして いかやうにも切べし ______________...

合鱵(あわせさより)

四季献立 會席料理秘嚢抄 包丁煮方秘伝 細魚(さより)を腹よりわりて 骨をとり麻さらしにて 水気をよく去り 身と身を合せ紙につつみ 竹のすだれにまきむし 心ままに切べし _________________________...

合せ小鯛

四季献立 會席料理秘嚢抄 包丁煮方秘伝 小だいを三枚におろし 水気を能とりて身と身をあはせ 紙に包み 竹すだれにまきて蒸なり _______________________________________________...