「Physiologie du goût/美味礼讃(味覚の生理学)」の著者。フランスの法律家であり政治家。ブルゴーニュ地方、ベレー生まれ。
ベレー裁判所の弁護士を振り出しに、国民議会代議士、ベレー市長、国民軍司令官を歴任。恐怖政治下期にはスイス、アメリカに亡命。ニューヨークのパーク・シアターでは第一バイオリンを務めた。1797年、執政政府下のフランスに戻り、オジュロー将軍指揮下のドイツ派遣軍参議官、セーヌ・エ・オワーズ県裁判所付きの行政部委員、フランス最高裁判所の判事を歴任した。小論には「経済学概論と諸計画」「司法論」「最高法院論」「決闘に関する歴史的考察および批判」がある。