2015, Domaine de la Madone, Beaujolais Villages Nouveau, Rouge
ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ、ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー、赤
昨年2014ヴィンテージは 「ワインスペクテーター」のヌーヴォー部門において、数あるヌーヴォーの中で最高点に輝きました。
世界的に高い評価を得ている自然派の造り手、ブルーノ・ベレール。 ワンランク上のボージョレ ヴィラージュです。
<ボジョレワイン委員会プレスリリースより>
豊かで、しっかりとして完璧なバランス、 ボジョレにとり、とても偉大なヴィンテージ !
今年、厳しい暑さと歴史的な日照量のために、ボジョレのぶどう畑は、完璧に近い衛生状態を保つことができた。
ぶどうは、特に8月にわずかに雨が降ったおかげで、素晴らしい条件の中で成熟を終えた。 生産者はこのため、よく熟して小粒で、素晴らしい品質を備え、厚くしっかりとした果皮を持つぶどうを収穫した。
フェノール類の成熟は完璧で、糖度は自然に上昇した。生産者の記憶によると、ボジョレでこのように熟したことは見たことがないという。
しかし、収穫されたぶどうは爽やかさを保っていた。アルコール発酵を終えた最初のキュヴェには、熟した果実、しかし火を入れたようなニュアンスは全くない果実のアロマが感じられる。
口に含むと、2015年の豊かさがはじける。丸みがありたっぷりとしているが、バランスを全く失っていない。 ワインは桁外れに豊かで、豊満で、堅固なタンニンのストラクチュアが、長熟の年であることを予期させる。タンニンはきちんと存在しているが、絹のようにしなやかで、偉大な繊細さを帯びている。 ワインは濃く、深みのある色合いを見せている。2015年は、2002年以来、最も色が濃くなる可能性を見せている。
色と特にストラクチュアの面で、2015年は2009年や、最も古くは1947年を想起させる。いずれも素晴らしいヴィンテージで、明白な熟成能力を持っていた。
2015年の唯一の懸念事項は、数量である。厳しい暑さと、特に2015年上半期の乾燥のために、収穫量は少ない。2015年の収穫量は、600,000 hl近くと見られている(2014年は約756,000 hlであった)。
ワインは、酸、果実味、タンニンのバランスが完璧。2015年のボジョレは、偉大なヴィンテージとするためのすべての要素が揃っている。