漬箏(つけたけのこ)

四季献立 會席料理秘嚢抄 魚鳥漬物之法 并 精物漬やう製造 皮をとり 水一升 塩四合を 六合にせんじつめよくひやし 箏のうき上るほどにして 押をかけおき少しも風のいらぬやうにすべし 用いる時は 二三日前より しほ出しすへ...

包みどうふ

四季献立 會席料理秘嚢抄 包丁煮方秘伝 精物 さきのごとくにして 小麦のこねりまぜ美濃紙を三寸四方ほどづつ二 きりおき右(此)の紙に すりしとうふを 厚さ壱分ほどにのべて むし水へおろし 水の中にて紙をとりのけ 漬しそ ...

つみどうふ

四季献立 會席料理秘嚢抄 包丁煮方秘伝 精物 とうふをもめん切(ぎれ)に包み しぼり 水気をよくさり小麦の粉すこしめりまぜ 真那板にのべ包丁の先にてすくひ ゆの中へ入 三ふきほど煮てよし ________________...

つみ入海老

四季献立 會席料理秘嚢抄 包丁煮方秘伝 伊勢ゑび 又は 車ゑび 二ても皮をさり身ばかりをよくすりつぶし 水囊(すいのう)にてこし鶏卵の白身と塩すこし入 よく煉り真那板の上にのべ置き 包丁の先にてつみとりしほ水にしばらく入...