褐毛和種 (和牛系交雑種)
<美味しいお肉の話 用語篇>
熊本、並びに高知で飼育されていた赤牛と呼ばれる朝鮮系の在来種に、ヨーロッパ大陸系のシンメンタール種や韓国牛、英国種のデボン種などを交配。1944年に褐毛和種として登録され、1961年には日本あか牛登録協会が発足した。 熊...
熊本、並びに高知で飼育されていた赤牛と呼ばれる朝鮮系の在来種に、ヨーロッパ大陸系のシンメンタール種や韓国牛、英国種のデボン種などを交配。1944年に褐毛和種として登録され、1961年には日本あか牛登録協会が発足した。 熊...
中国地方で役用牛として飼われていた在来種にヨーロッパ大陸系のシンメンタール種、エアシャー種、ブラウンスイス種などのスイス原産の乳用牛や、イングランド西南部デボン州原産の乳肉兼用牛、デボン種などを交雑し、大正期に̶...
ブラーマン種とアバディーンアンガス種を交雑した品種。1949年に新品種として協会が設立された。ダニ熱に対する免疫力が優れており、フィードロット(多頭数集団肥育場/Feedlot)での肥育にも適している。 —&...
インド原産。気候が蒸し暑い熱帯、亜熱帯地域に適応する牛としてアメリカ南部で改良され、フロリダ、テキサス、ニューメキシコ、アリゾナなどで飼育されている。 アメリカでは高温環境下でも病気の免疫力が高いことから、アバディーン・...
日本には明治時代から輸入されている乳用種。オランダのホルスタイン地方が原産とされる。日本で飼養されている肉用牛の40%はホルスタイン種で”国産若牛”などと呼ばれる。またこの種のメスに黒毛和種のオス...
トスカーナ地方のキアニナ渓谷が原産。古代エトルリア時代は真っ白で堂々とした体格かた神聖なものとして崇められた。ローマ時代では役肉兼用種であったが、改良が重ねられ中世には肉専用種となる。 フィレンツェの名物料理、ビステッカ...
フランス中部リモージュ地方が原産。在来の役用牛を改良し、1886年に役肉兼用牛として改良された。シャロレー種より脂肪が少なく、きわめて柔らかい肉質を持つ。 シャロレー種と同じく一代交雑種(F1)を生産する際にも使われる。...
フランス最古の肉用牛でシャロレー地方原産。筋肉が非常に発達することから脂肪が少ない赤身肉として、生でタルタル、焼いてもブルーかレアーで供される。乳飲み仔牛の味わいは絶品でフランス料理の発展に大きく寄与した。 シャロレー種...
イングランドとスコットランドが隣接するダラム地方が原産。1804年、この地方の在来種をもとに畜産研究家コリンズ兄弟が改良したコメット号がこの種の祖となった。その名の通り角が短く、中型種のわりに肉付きがよい。日本には186...
そもそもイギリス在来種は、元をたどれば古代にはケルト人やローマ人が持ち込んだもの、中世にはノルマン人が持ち込んだもの、さらにオランダから輸入されたものなどが交雑し、ひとつの品種といえるような共通の特性を持ちあわせでいなか...