ブランガス種 (Brangus/交雑種)
<美味しいお肉の話 用語篇>
ブラーマン種とアバディーンアンガス種を交雑した品種。1949年に新品種として協会が設立された。ダニ熱に対する免疫力が優れており、フィードロット(多頭数集団肥育場/Feedlot)での肥育にも適している。 —&...
ブラーマン種とアバディーンアンガス種を交雑した品種。1949年に新品種として協会が設立された。ダニ熱に対する免疫力が優れており、フィードロット(多頭数集団肥育場/Feedlot)での肥育にも適している。 —&...
インド原産。気候が蒸し暑い熱帯、亜熱帯地域に適応する牛としてアメリカ南部で改良され、フロリダ、テキサス、ニューメキシコ、アリゾナなどで飼育されている。 アメリカでは高温環境下でも病気の免疫力が高いことから、アバディーン・...
日本には明治時代から輸入されている乳用種。オランダのホルスタイン地方が原産とされる。日本で飼養されている肉用牛の40%はホルスタイン種で”国産若牛”などと呼ばれる。またこの種のメスに黒毛和種のオス...
トスカーナ地方のキアニナ渓谷が原産。古代エトルリア時代は真っ白で堂々とした体格かた神聖なものとして崇められた。ローマ時代では役肉兼用種であったが、改良が重ねられ中世には肉専用種となる。 フィレンツェの名物料理、ビステッカ...
フランス中部リモージュ地方が原産。在来の役用牛を改良し、1886年に役肉兼用牛として改良された。シャロレー種より脂肪が少なく、きわめて柔らかい肉質を持つ。 シャロレー種と同じく一代交雑種(F1)を生産する際にも使われる。...
フランス最古の肉用牛でシャロレー地方原産。筋肉が非常に発達することから脂肪が少ない赤身肉として、生でタルタル、焼いてもブルーかレアーで供される。乳飲み仔牛の味わいは絶品でフランス料理の発展に大きく寄与した。 シャロレー種...
イングランドとスコットランドが隣接するダラム地方が原産。1804年、この地方の在来種をもとに畜産研究家コリンズ兄弟が改良したコメット号がこの種の祖となった。その名の通り角が短く、中型種のわりに肉付きがよい。日本には186...
そもそもイギリス在来種は、元をたどれば古代にはケルト人やローマ人が持ち込んだもの、中世にはノルマン人が持ち込んだもの、さらにオランダから輸入されたものなどが交雑し、ひとつの品種といえるような共通の特性を持ちあわせでいなか...
スコットランド北東部のアバディーン州とアンガス州の在来種の系統を交配して誕生したと考えられており16世紀に遡る。現在のアバディーン・アンガス種は、畜産研究者ウィリアム・マコンビーにより、1842年、角無牛に改良され、18...
“ショートロイン/Short-Loin”は、食用牛の腰の部分の総称。肉を主食とする欧米では、柔らかくジュージーで味わい深く、かつ栄養価の高い赤身肉として尊ばれ、生産管理や格付も厳しい基準が設けられ...